第66回関東大学バスケットボール新人戦 対大東文化大学
2026年6月2日(火)
駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場
ルーキーズトーナメント初戦。相手は留学生が率いる関東1部リーグ所属の大東文化大学。法大は序盤こそ粘り強いディフェンスで食らいついたものの、相手留学生を中心としたインサイドの強さに苦戦し、リバウンド争いでも主導権を握られた。オフェンスでは伊藤舷人(法2=法政二)を起点に得点を重ねる場面も見られたが、シュート精度が上がらず点差が拡大。後半は積極的な守備から流れをつかむ時間帯もあったが、相手の3点シュートを止め切れず、45-78で敗戦を喫した。
試合結果
| ⚫法政大学 | 45 | 6 | 1Q | 19 | 78 | ⚪大東文化 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 15 | 2Q | 21 | ||||
| 15 | 3Q | 21 | ||||
| 9 | 4Q | 20 |
| 背番号 | ポジション | 選手名 | 学部・出身校 |
| 12 | PG | 伊藤舷人 | 法2・法政二 |
| 14 | PF | 長谷川蒼 | 国1・北陸学院 |
| 26 | PF | 伊藤遙志 | 営2・福岡大大濠 |
| 31 | SF | 西海土成嘉 | 法2・北陸学院 |
| 26 | SF | 佐々木寧 | 法1・正智深谷 |
| ロスターメンバー | |||
|---|---|---|---|
| 3 | C | 藤田簾 | 法1・国学院久我山 |
| 7 | PG | 進藤孝虎 | 文1・九州学院 |
| 8 | PG | 野田凌吾 | 国2・藤枝明誠 |
| 10 | SF | スミスジャスティン怜 | 営1・八千代 |
| 22 | SG | 眞室潤 | 生1・広陵 |
| 33 | PG | 若木大惺 | 経2・昭和 |
| 91 | SF | オディギェプレシャス恵 | 法2・湘南工大付 |
| 99 | C |
小林祐
|
文1・洛南 |
戦評
第1Q
試合は伊藤舷の先制点で幕を開けた。しかし直後に相手留学生に点を返され、序盤から高さの差を見せつけられる展開となる。それでも法大は西海土成嘉(法2=北陸学院)のパスカットからの速攻で点を返し、伊藤遙志(営2=福岡大大濠)の粘り強いゴール下の守備で応戦。また、進藤孝虎(文1=九州学院)が相手の攻撃の流れを断つディフェンスで存在感を発揮した。留学生のスクリーンプレーにも臆することなくプレッシャーをかけ、チーム全体の高い守備意識がうかがえた。一方でオフェンスでは相手のゾーンディフェンスに苦戦する場面が多くみられた。ボールを回しながら攻撃の糸口を探すも、思うように形を作れず、無理な態勢のシュートで終わる場面が続いた。伊藤舷や野田凌吾(国2=藤枝明誠)が果敢にリングへ向かうものの得点には結びつかず、徐々にペースを握られた。法大はゴール下でも主導権を握れず、17点のビハインドを背負って第1Qを終えた。
第2Q
巻き返しを狙う法大は、開始直後に進藤が鋭いドライブで相手守備を崩し、対角の野田へ好アシスト。野田が冷静にシュートを沈め、追い上げへの足掛かりをつくった。さらに西海土が速攻やゴール下で存在感を発揮。西海土はオディギェプレシャス恵(法2=湘南工大付)の得点を演出すると、終盤には留学生の守備をかいくぐってレイアップを決めるなど、チームを勢いづけた。伊藤舷も3点シュートを決め、得点を重ねた。しかし、相手留学生を中心としたインサイドの堅い守りを攻略できず、無理な体勢からのシュートが増加。リバウンド争いでも後手を踏み、セカンドチャンスから失点を重ねた。2Q後半からは両手を大きく上げてパスコースを制限する守備に切り替え、流れを変えようと試みるも点差は縮まらない。それでも終了間際には西海土がブザービーターとなる3点シュートを沈め、意地を見せた。21-38で前半を終え、点差は変わらず17点ビハインドでハーフタイムを迎えた。
第3Q
後半に入ると法大が攻撃のリズムをつかむ。佐々木寧(法1=正智深谷)の3点シュートを皮切りに、進藤や藤田簾(法1=国学院久我山)が積極的にゴールへアタックし得点を重ねた。長谷川蒼(国1=北陸学院)から藤田への好アシストでゴール下を制し、前半と比べてボールがよく動く場面も増えた。守備では藤田が留学生相手に果敢にプレッシャーをかけ、トラベリングを誘発するなど好守を見せた。チーム全体でダブルチームからのパスカットを狙う積極的なディフェンスを展開。激しい攻防にも相手は落ち着いてボールを回しながら対応し、法大はローテーションの隙を突かれて失点を重ねた。攻撃では良い形を作る場面が増えたものの点差を縮めるには至らず、36-62と26点ビハインドで最終クオーターへ向かった。
第4Q
逆転を目指す法大は積極的に攻撃を仕掛けた。伊藤舷を中心にボールを動かしながら攻撃のリズムをつくると、伊藤舷がレイアップや3点シュートで特点を重ねる。野田も自らボールを運んで攻撃を仕掛けるなど、最後まで積極的な姿勢を崩さなかった。また、相手が伊藤を警戒して守備を集中させる中、長谷川がゴール下で得点を挙げるなどチームプレーも光った。しかし依然としてリバウンド争いでは苦戦。相手留学生にボールを支配され、セカンドチャンスから失点を重ねる。さらに高確率な3点シュートを決められ、点差は突き放される。最後まで全員で声を掛け合いながら戦い抜いた法大だったが、大東大の高さと得点力を崩すことはできず、45-78で試合終了。
課題と収穫の両方が見えた新人戦。初戦敗退という悔しい結果に終わったものの、随所で1、2年生が持ち味を発揮し、積極的なプレーが光った。今大会で得た経験を糧に、今後のさらなる成長と活躍に期待がかかる。
(記事:森川葵)
選手インタビュー
PG・伊藤舷人(法2=法政二)

PF・伊藤遙志(営2=福岡大大濠)



