関東サマートロフィー2026
2026年8月9日(日)~10日(月)
KOSĒ新横浜スケートセンター
今年も関東サマートロフィーを1つの目安に本格的にシーズンが始まる。9日にはシニア男子・女子のそれぞれのSPが開催された。法大からはシニア男子では大久保政宗(人3=長野日大)が出場予定も棄権。シニア女子の髙橋舞(デザ4=横浜創英)、北條楓(文4=鹿沼東)、花田実優(人1=水戸啓明)の3人が出場した。際立ったのは髙橋だ。序盤の3回転+3回転のコンビネーション・ジャンプを決めると勢いを維持したまま演技を終え、SP終了時点で50.36と高得点をマークし、首位発進となった。今大会優勝を目指し翌日のFSに臨む。
試合結果
個人結果
| クラス |
選手名(学部・学年・出身高校) |
SP順位・得点 |
| シニア女子 |
髙橋舞(デザ工4=横浜創英) |
1位・50.36 |
| 〃 |
北條楓(文4=鹿沼東) |
7位・42.20 |
| 〃 |
花田実優(人1=水戸啓明) |
23位・29.37 |
戦評
髙橋はSPに多くのスケーターが愛用する「A Thousand Years」を採用。情感豊かな表現を引き出す楽曲を背に滑った。演技前にコーチと話し、笑顔でリンクへ。序盤から3回転+3回転の高難易度コンビネーション・ジャンプを成功。流れに乗ると、レイバック・イナバウアーで観客を沸かせ、最終的に50.36を得点し、SP全選手終了時点で首位に立った。それでも演技後、「ループでミスが出たので改善したい」と慢心を見せなかった。翌日、FSで全選手の大トリを務め、優勝を目指す。

SP首位発進の髙橋
北條は「反省点かな」と語る序盤のスピンやステップミスも、基礎点が1.1倍になる演技後半にアクセルジャンプを成功。引きずることなく滑りきった。Total Scoreは42.20で7位。惜しくもFSへ進むことは出来なかったが、「ラストシーズンなので、悔いが残らないように」と次へ向け準備を始めた。
花田は初めての関東サマートロフィー出場だった。序盤からジャンプにミスが出るなど苦しむ様子も演技後には「毎日取り組んで改善していきたい」と冷静に次を見据える。「先輩たちのアップを参考にしたい」と周りの環境も活かしての成長を誓った。
インタビュー
髙橋舞(デザ工4=横浜創英)
ーー今日の演技を振り返って
最初の3回転+3回転が決まったのですが、ループでちょっと焦って飛んでしまってミスが出てしまったので、次の試合はそこを改善できたらいいなと思います。
ーー今回の大会ではどのようなことに取り組んでいるか
この夏に入るまで去年の冬から試合が途切れてしまっていたので、前回の有志大会と今回のサマートロフィーは、試合の感覚を自分の中で思い出せるところが目標でした。
ーー次回に向けて改善したいポイント
全体的な演技の完成度を上げたいです。スピンのレベルも取りこぼしちゃってる気がするので、その部分も気をつけられたらいいなと思います。
ーー合宿では何を取り組んできたか
監督からのレベルチェックを受けられるので、このシーズンでレベルの取り方が結構変わって取るのが難しくなったところや、フリー(FS)で新しくできた要素の「コレオスピン」など、重点的に指導していただきました。
ーー本格的にシーズンが始まってきた。意気込みを
ラストのシーズンになるので、今シーズンは全日本を目指して頑張りたいと思います。
ーーファンの皆様へ向けて
これまでのスケート人生の感謝の気持ちをこの1シーズンで表せるように頑張るので、ラスト1年応援よろしくお願いします。

北條楓(文4=鹿沼東)
ーー今日の演技を振り返って
最初のジャンプがちょっと緊張でステップアウトとなってしまいました。去年までは(同じような状況で)ずっとボロボロな演技しかしてこなかったのですが、うまく切り替えて、次のジャンプに引きずらないでいけたので、そこは良かったかなと思います。シーズン初戦のショート(SP)でとても緊張して足が震えちゃって、スピンがガタっていっちゃったり、ステップでつまずいちゃったりとかしたので、そこは今日の反省点かなという感じです。
ーー後半からジャンプが決まった
アクセルジャンプが苦手でしたが、今日は氷の感触もすごく良かったので、ビビらないでちゃんと踏み切れば飛べる!と思いました。とても綺麗に、ビビらないで飛べたので、すごく良かったなと思います。
ーー今回の大会ではどのようなことに取り組んでいるか
いつもとても緊張して本番では練習で見ないぐらいボロボロになってしまうので、練習から試合だと思って練習しました。今回はシーズンで初めてのショートプログラムの試合なので、自信持ってショート滑れるようにというのを意識して練習してきました。
ーー次回に向けて改善したいポイント
まだリザルトを見ていないので何とも言えないのですが、点数が全然伸びていませんでした。何が原因かまだ分かっていませんが、リザルトを見てなんでこんな点数が低かったのかを考えて、次の試合ではもっと得点を上げたいので、改善できるように頑張っていきたいと思います。
ーー合宿では何を取り組んできたか
今回表現の先生が来てくれて、振付師さんではないのですが、手の使い方とかプログラムの魅せ方とかをとても教えてくれました。ガツガツにジャンプを練習するというよりも、プログラムをどうやったら綺麗に見せれるかというのをすごく教えてくれて、点数的には活かしきれてないのですが、まだシーズンが始まるまでは時間があるので、合宿でやったことをシーズンに向けてもっと詰めていけたらなと思います。
ーー本格的にシーズンが始まってきた。意気込みを
今日はちょっとミスが出ちゃいましたが、ラストシーズンなので、悔いが残らないように、やり切ったと自分で思えて、スケートをやってきて良かったなと思えるような演技ができるように頑張りたいと思います。
ーーファンの皆様へ向けて
いつも法政大学のフィギュアスケート部を応援してくれてありがとうございます。もっといい演技をして、応援して良かったと思えるような選手になれるように頑張るので、これからも応援よろしくお願いします。

花田実優(人1=水戸啓明)
ーー今日の演技を振り返って
体調やジャンプの調子を調節しきれないまま試合になってしまい、修正しきれなかったという部分は大きく表れていたなと思います。そういう部分をちゃんと本番までに揃えていけるように、自分の中でルーティンを見つけられるように練習していきます。また、本番に合わせるとかではなく、日頃の練習から積み重ねてできるものもきっとあったので、そういうところの細かなミスもなくしていけたらなという思いです。
ーー今回の大会ではどのようなことに取り組んでいるか
シーズン初戦だったので、私は自分がどの位置にいるのか、自分がどこまで練習したことが出来るのかを試してみたい試合ではありました。
ーー次回に向けて改善したいポイント
スピンとかステップとか、毎日の積み重ねで改善していける部分をもっと日頃から取り組んでいきたいです。本番でジャンプだけではなく、そういったところも安定した演技ができるように、次の試合では頑張って、そこにジャンプなども調子を持っていけたらいいのかなと思ってます。
ーー合宿では何を取り組んできたか
監督にプログラムの構成とか、魅せ方の部分とか、あとはプログラムの振り付けのアピールの部分の全体を見た上での感想だったりをいただきました。さらに、シングル競技をする上での注意点とか、シングル競技だからここをもっとアピールした方がいいとか、そういう部分の指導があったので、言われたところをその合宿内で改善できるようにしていました。
ーー本格的にシーズンが始まってきた。意気込みを
前シーズンは怪我などで成績にも悩まされたし、スケート自体どうなるかわからなかったのですが、今年は法政大学のフィギュアスケート部として試合に出られるので、しっかり自分の練習したことに恥じないような演技が毎試合できるように頑張りたいです。
ーー入学して4ヶ月。新環境はどうか
同じリンクに法政大学の先輩が2人いるので、先輩たちの背中を見れる機会が多くて。練習する前のアップとかが、それぞれ個性があらわれてて、3年間、4年間で培ってきたものが詰まっていると思うので、そういうところを見習えたらなと思います。
ーーファンの皆様へ向けて
1年生でまだわからないこともたくさんあるのですが、自分のスケートに自信を持って滑れるように頑張ります。