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【バレー】2016年度春季関東大学男子2部バレーボールリーグ戦 対亜大 白熱した試合をものにし、4勝目を挙げる!

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【バレー】 2016年度春季関東大学男子2部バレーボールリーグ戦 対亜大 白熱した試合をものにし、4勝目を挙げる!

2016年度春季関東大学男子2部バレーボールリーグ戦
2016年4月23日(土)
亜細亜大学体育館

2016年度春季関東大学男子2部バレーボールリーグ戦、4戦目の相手は昨季2部9位の亜大。1、2セット目はきっ抗した戦いを繰り広げるもセットを勝ち取る。しかし第3セット、序盤の連続失点が響きセットを落としてしまう。第4セットは終盤まで競り合いを見せたが逃げ切り、セットカウントは3-1。白熱した試合をものにし、見事4勝目を飾った。

DSC 0026
勝利を挙げ歓喜する選手たち

試合結果

トータル試合結果

3
法政大学
25 1セット 21 1
亜細亜大学
28 2セット 26
19 3セット 25
31 4セット 29
5セット

法政大学スターティングメンバー

背番号 選手名 学部/学年 ポジション
 26  伊元幸正  営1  WS
1 進藤涼  文4  MB
 27  三木裕人  文1  WS
9 榎本京祐  法3  WS
 15  森川航多  デ工3  MB
29 西田寛基  営1  S
14 小林慎平  営3  L

※WS…ウイングスパイカー、MB…ミドルブロッカー、S…セッター、L…リベロ

途中出場選手

背番号 選手名 学部/学年
6 伊藤正義 法4
21 渡邊和馬 文2
10 石ヶ森智哉 営3
 12  神谷翔   法3 

戦評

波に乗りたい第1セット。しかしスパイクミスから試合が始まると、エース榎本京祐(法3)のスパイクも相手のブロックに阻まれ4連続失点。なかなかギアを上げられず序盤から不穏な空気が流れた。そのとき、主将進藤涼(文4)の声がコートに響く。「声出して行こう!」。その声がチームに伝わり3連続得点。亜大に傾いていた流れを手繰り寄せ始めた。さらに要所で榎本のスパイクが光り逆転に成功。そのまま試合は進み、25-21でセットを先取した。

迎えた第2セットはスタートダッシュを切りながらも、相手の強烈なサーブに乱させる。昨年1部リーグでサーブレシーブ賞を受賞した小林慎平(営3)でさえも、レシーブを弾かれ連続失点。流れを渡してしまうと先に20点に乗せられる。相手のブロード攻撃が決まり19-24。セットポイントまで追い詰められると「次のセットに切り替えよう」という空気がチーム内に流れ始めた。その瞬間、気持ちに余裕が生まれた。相手のサーブミスから5連続得点。土壇場で同点に追いついた。勢いそのままに榎本のスパイクが決まると、最後は伊元幸正(営1)のスパイクもコートに突き刺さった。3連続得点で逆転し28-26でセットを連取した。

第3セットも相手の4連続得点から試合が始まる。なかなか波に乗れない法大は9-16の場面でタイムアウト。ベンチからは「我慢!我慢!」という声が飛び交い、前セットのような反撃を狙った。しかし試合序盤の連続失点が最後まで響き、18-25でセットを落とした。

第4セットはこのセットから出場した石ヶ森智哉(営3)の速攻を皮切りに流れをつかみ、連続得点を重ねる。しかし相手も粘り強さを見せる。最大4点あったリードはじわりじわりと詰め寄られ、ついに21-21で同点に並ばれた。両者一歩も譲らない攻防は相手に2度、セットポイントを取られるも、進藤や榎本のスパイクで切って取った。相手のミスから得点し30-29初めて奪ったセットポイントは進藤のサーブに託される。変化した絶妙なサーブは相手コート中央に落ちた。その瞬間、リーグ戦4連勝を決めた。

30点を越える一戦を制した選手たちは喜びを爆発。苦しい展開になりながらも要所での勝負強さが勝利につながった。しかし課題はまだ残る。4連勝という波に乗りながらも未だ、乗り切れていない法大バレー部。隙を見せずに、ただ目の前の一戦を勝ち取っていきたい。(川畑あかり)

選手コメント

森川航多

―今日の試合を振り返って
僕自身がスタートから出るのが初めてだったので、まずは自分がやれることをっていうのを意識してやりました。チーム的には結構どのセットも序盤に点数を取られることが多かったので、そこは明日以降の課題になってくるという感じですね。

―初めてスタメンに選ばれたことで緊張しましたか
はい。僕自身が全国大会とか出たことないので、1人経験が少ない分、緊張もありました。

―亜大の印象は
元々ビデオを見ていて、1番の選手が先週の試合でいっぱい打ってくるということだったので、自分の仕事としてはブロックするっていうのを考えてやっていました。

―今日の勝因は何だと思いますか
2セット目の出だしを取られて、5点差とかがある中で2セット目を勝ちきったところが1つの鍵になったと思います。

―見つかった課題は
チームとしてはやっぱり出だしかなと思います。

―明日の試合に向けて
明日もブロック頑張ります。

伊元幸正

―今日の試合を振り返って
亜細亜大学は国士舘にもフルセットで勝っているチームで侮れないチームだったので、「序盤に走ろう」とみんなで話していたんですけど、その序盤で上手くいかずに流れに乗れなかったところが今日の反省点だと思います。
 

―白熱した試合展開となりましたが
2セット目、先に24点を取られたんですけどそのセットを取れたというのがチームとして得たものがあると思います。これからもこのような試合が続くと思うので、そういう展開でも自分たちのバレーをして勝てるようにやっていきたいです。

―その2セット目のチームの雰囲気などは
負けると思っていたので、次のセットに切り替えようという雰囲気が出ていました。その「切り替えよう」という気持ちを持った瞬間に楽になれて体が動くようになって、自然と連続得点をして気が付けば勝っていたという感じです。

―4セット目も苦しい展開となりましたが
本当であればもっと楽に勝てた試合だと思います。中盤から終盤にかけてのちょっとしたミスが苦しい展開にしてしまうと思うので、切れるところでしっかり切っていきたいです。自分はオポジットというポジションなんですけど、サーブレシーブをしない分ストレスなくスパイクを打てるので、託されたところでしっかり決められるようにしていきたいです。

―今日見つかった課題
チームとしては序盤の出だしと終盤の突き放し、気を抜かないところです。個人としては大事な場面でしっかり決めることと、1年生らしくフレッシュさを出していきたいです。

―明日への意気込み
今日苦しい展開でしたけど勝つことができたので、このままの勢いで明日の試合も頑張っていきたいです。

フォトギャラリー

  • DSC 0026勝利を挙げ歓喜する選手たち
  • DSC 0020法大のエース榎本
  • DSC 0019鋭いスパイクを連発した伊元
  • DSC 0023ピンチサーバーとしての出場が多い渡邊
  • DSC 0021リーグ戦開幕から全試合出場している三木
  • DSC 00223枚ブロック(左から西田、森川、榎本)
  • DSC 0024トスを上げる西田
  • DSC 00254セット目の序盤は石ヶ森が流れを呼び込んだ
 

 

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