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【バスケ】ここまでオータムリーグ無敗の東洋大を撃破!入れ替え戦出場へ価値ある一勝を掴み取る / 第102回関東大学バスケットボールリーグ戦 第6節 対東洋大学

第102回関東大学バスケットボールリーグ戦2部 第6節 対東洋大学
2026年9月2日(水)
とどろきアリーナ

試合中にハドルを組む選手たち

第1Qから両者譲らず、激しいディフェンスを展開し、24秒、5秒オーバータイムバイオレーションが多々見られる試合であった。相手の守備強度も高く、イージーショットを決め切れない場面も見られたが、法大は鍋田、伊藤舷らガード陣を攻撃の軸に、インサイドや3点シュートなど多彩な攻撃を展開。前半で徐々に点差を広げ、16点のリードを奪って試合を折り返した。
勢いそのままに後半へ臨みたい法大だったが、今季無敗の東洋大は一筋縄ではいかない。第3Qに猛追を受け、試合を振り出しに戻される。それでも、すかさず八重沢がキャプテンの意地を見せる3点シュートを沈め、簡単にはリードを譲らない。最終クォーターには逆転を許す場面もあったが、食らいついて点差を広げさせず、最後の最後まで白熱した攻防を繰り広げた。
そして同点で迎えた試合終盤、鍋田からゴール下の伊藤遙へパスが通ると、これを確実に決め切り勝ち越しに成功。そのまま70-68で逃げ切り、今季無敗の東洋大を相手に勝利を挙げた。試合後にはコート中央に選手だけでなく、監督や総監督らスタッフも集まり、全員で喜びを分かち合う。最後は円陣を組み、激闘の末につかんだ勝利を締めくくった。目標とする1部昇格へ向け、法大が大きな価値を持つ1勝を手にした。

試合結果

法大

70

12 1Q 12

68

⚫️東洋

28 2Q 12
10 3Q 23
20 4Q 21
番号 ポジション 選手名 学部・出身校 得点 REB AS
12 PG 伊藤舷人 法2・法政二 19 4 0
18 PF 八重沢連(CAP) 法4・八王子学園八王子 13 8 3
19 SG 境碧空 法3・法政二 7 2 0
25 PG 鍋田憲伸 法4・福岡大大濠 15 9 6
26 PF 伊藤遙志 営2・福岡大大濠 2 8 2
ロスターメンバー
2 PF 首藤怜 文4・仙台大明成 2 1 0
3 C 藤田簾 法1・国学院久我山 0 0 0
7 PG 進藤孝虎 文1・九州学院 DNP
8 PG 野田凌吾 国2・藤枝明誠 4 1 1
14 SF 長谷川蒼 国1・北陸学院 3 2 1
31 SF 西海土成嘉 法2・北陸学院 2 1 0
32 PG 菅野汰樹 人4・法政二 DNP
67 SF 佐々木寧 法1・正智深谷 3 2 0
77 SF 住吉大和 営4・中部大第一 DNP
91 SF オディギェプレシャス恵 法2・湘南工大付 0 0 0

※REB=リバウンド、AS=アシスト、DNP=出場なし

戦評

第1Q
試合の立ち上がりから両チームがハイレベルなディフェンスを披露し、得点を許さない引き締まった展開となる。開始直後、相手ゴール前での伊藤舷人(法2=法政二)の堅いディフェンスで、相手の強力なレイアップを防ぐ。直後のリバウンド争いで痛恨のボール奪取を許したが、粘り強い守備で鍋田憲伸(法4=福岡大大濠)が相手からファウルを引き出し、フリースロー2本を確実に沈める。その後も互いにインテンシティの高い守備が続きスコアボードが動かない中、野田凌吾(国2=藤枝明誠)が相手のパスを鋭くカットして速攻を演出。最後は西海士成(法2=北陸学院)が丁寧なレイアップシュートを決め、会場を沸かせる。さらに鍋田がバスケットカウントをもぎ取り力強さを見せつける。第1Q終了間際、相手選手のファウルで2本のフリースローを獲得し、ラストは伊藤舷がシュートをねじ込み12-12の同点に追いつく。一進一退の攻防を繰り広げながら、ゲームは第2Qへと突入した。

第2Q
法大の勢いある攻撃で幕を開けた。開始早々、境碧空(法3=法政二)の3点シュートで逆転に成功。伊藤舷のレイアップ、八重沢連(法4=八王子学園八王子)のリバースレイアップに加えてバスケットカウントをもぎ取るなど、素晴らしい連係プレーで試合の流れをつかむ。開始2分、伊藤舷が鋭いディフェンスでスティールからそのままシュートを沈め、リードを広げる。開始3分以降は互いにファウルが重なる展開となるが、ここで伊藤舷が3点シュートでファウルを誘いフリースロー3本を獲得し、全て成功させる。これを契機に、自身が立て続けに10得点を挙げる圧巻のパフォーマンスを見せた。残り5分で東洋大がタイムアウトを取って流れを変えると、残り4分付近から相手の猛攻を受け、法大がタイムアウトを挟む展開に。その後は東洋大に得点を許しながらも、鍋田がフェイダウェイシュートでファウルを誘い、フリースローで3得点を奪うなど、互いに譲らない攻防を展開。終盤は相手のチームファウルがかさんだことでフリースローのチャンスが広がり、着実に加点。40-24で前半を折り返した。

第3Q
16点のリードで迎えた後半。法大の攻撃から始まるも、相手の厳しいディフェンスに阻まれ、5秒オーバータイムのバイオレーションで相手ボールに。その後、伊藤遙のファウルで相手のスローインとなるも、今度は法大が5秒間守り切り、再びポゼションを奪い返す。しかし、相手のバスケットカウントを皮切りに連続得点を許すと、今度は法大が5秒間守られ、バイオレーションに。その後も相手の勢いを止められず、残り6分25秒、40-33の場面で法大はタイムアウトを要求する。タイムアウト明け、首藤がボールを受けると、西海土とのパスアンドランで相手の裏をかき得点。さらに鍋田がドライブから技ありのダブルクラッチを決める。しかし、相手のフルコートディフェンスに苦戦し、思うようなバスケットを展開できない。前半終了時に16点あったリードも徐々に詰められ、ついには同点に追いつかれる。それでも法大は意地を見せる。同点とされた直後、八重沢が3点シュートを沈め、すぐさまリードを奪い返す。点差を縮められながらも、一度も相手にリードを許すことなく、50-47で最終クォーターへ。

第4Q
50-47で迎えた第4Q。八重沢がこのクォーター最初の得点をあげるも、相手に3点シュートを含む連続得点を許し、再び同点に追いつかれる。それでも法大は攻撃の手を緩めない。伊藤舷のフェイダウェイが外れると、境がタップシュートで押し込む。さらに伊藤舷がドライブで相手ディフェンスを引きつけ、長谷川へパス。長谷川がコーナーから3点シュートを沈める。東洋大も負けじと得点を重ね、59-57と2点差まで迫る。それでも法大はひるむことなく、西海土が得点を挙げると、野田が獲得したフリースローを2本とも沈め、再び点差を広げる。
しかし、一筋縄ではいかない。相手17番にフェイダウェイを決められると、続く攻撃ではスティールを許し、再び東洋大ボールに。すると32番に3点シュートを沈められ、63-62と1点差まで詰め寄られる。その後、相手ビッグマンのディフェンスリバウンドに手が出てしまい、チームファウルフリースローを与えて同点に追いつかれると、さらにバスケットカウントを決められ、ついに逆転を許す。
追う展開となった法大。鍋田が時間を使って3点シュートを放つも、リングに嫌われる。それでも八重沢が執念を見せ、ルーズボールを確保する。その後、ボールは相手に渡るも、法大はタフショットを打たせてリバウンドを奪い、再び攻撃へ。鍋田がドライブで切り込み、八重沢をマークしていたビッグマンを引きつけると、ノールックで後方の八重沢へパス、そのまま3点シュートを沈め、逆転に成功する。劇的な一発にコート上の選手、ベンチともに大盛り上がり。たまらず東洋大はタイムアウトを要求した。
タイムアウト明け、フロントコートからの攻撃を選択した東洋大は、コーナーでボールを受けるとドライブで切り込み、ジャンプシュートを決めて再び同点に。残り11秒、同点の場面で今度は法大がタイムアウトを要求する。
タイムアウト明け、鍋田がトップでボールを持つと、スクリーンプレーを利用して伊藤遙がゴール下でノーマークに。鍋田がすかさず伊藤遙へパスを送ると、これをゴール下で確実に決め切り、70-68と勝ち越しに成功する。その後、タイマーのトラブルで試合が一時中断するアクシデントもあったが、最後まで集中を切らさず残り時間を守り切った法大。今季無敗の東洋大との激戦を制し、価値ある白星を手にした。

(記事:黒木結奈、田中心之祐)

試合後に円陣を組み次戦への士気を高める選手とスタッフ陣

選手インタビュー

鍋田憲伸(法4=福岡大大濠)

——試合を振り返って
前半いい形で流れが続いて、笛や審判のコールも味方にできて自分たちの流れが作れていたかなと思います。後半で相手がもう1個強く来るっていうのは自分たちも分かっていたんですけど、その流れに圧倒されたというか、ちょっとやられてしまったところがあったので、そういった所を修正して強くなっていかないとなと思いました。今回は前半点差があったので勝ち切れた部分もあったんですけど、今後点差がない時にやられてしまったら負けゲームだったので、そこをもう1回修正していきたいなと思います。

——相手の厳しいマークで苦しい場面もあったが、チームでどういった心がけを
オフェンスは結構自由というか、打ち切れるところを打った方がいいという話はしました。特にディフェンスとリバウンドの場面で、やっぱり流れがいい時はチームとしてディフェンスとリバウンドがよくできているんですけど、流れが悪くなってくるとそういうところが疎かになってきます。リバウンドを簡単に取られたり、ディフェンスをタフにできずに簡単なシュートを打たせてしまう場面があるので、そういうところをチームで共通認識を持ってディフェンスとリバウンドを頑張ろうという話はしてました。ちょっと今日はやられてしまったゲームだったかなと思います。

——リーグ1巡目半分の試合が終わり、現在5勝1敗。この結果に対して
ずっと接戦で勝ち切れている部分は、チームとしてはいいところだなと思うんですけど、やっぱり接戦になればなるほど負けるシーンもあると思うので、チームとして接戦じゃなく勝ち切れるところを意識していきたいなと思います。接戦でも勝ち切る力が少しずつついてきていると思うので、下級生がそういう経験をできているのはいいところかなと思います。

——次戦への意気込み
上武大は毎年すごくいいチームで、オフェンスは結構スクリーンを使って動いてくるチームなので、相性的にはあまり良くないチームかなと思います。なので、自分たちもディフェンスとリバウンドという強みを活かしながら、オフェンスも多彩なオフェンスをできるように頑張りたいと思います

——ファンの皆様へ一言
いつも応援ありがとうございます。まだまだリーグ戦続きますが、僕たちは1戦1戦全力で戦いますので応援よろしくお願いします。

(インタビュー:森川葵)

伊藤遙志(営2=福岡大大濠)

写真右

——試合を振り返って
相手は全勝中の東洋大学で、ちょっと前に負けたというのもあって東洋大に勝ったらチームに勢いをつけられるなと思いました。それを全員でしっかり意識しながら戦いました。

——ディフェンスで粘りが見えたが個人のパフォーマンスはどうだったか
ディフェンスはまあまあでしたが、オフェンスでは自分に自信を持てませんでした。チームメイトからも喝を入れられて、最後絶対自分が決めてやるという気持ちでやったので、最後決められて良かったです。

——留学生との対峙もある中で意識していることは
留学生は身長が高くて手足が長く、上でやり合ったら絶対勝てないので、下でずっと体を当て続けるというのを意識してやりました。

——第4Qはかなり接戦だったが意識していたことは
決めても決められても絶対に油断せずに最後勝ちきってやるという気持ちでした。決められても下向かずに切り替えるっていうのを意識していました。

——次戦への意気込み
次の上武大学も今結構成績高いので、そこをしっかり勝って1巡目を良い成績で終われるように頑張りたいです。

——ファンの皆様へ一言
れからも応援よろしくお願いします。

(インタビュー:黒木結奈)

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◆法大のオータムリーグ日程・結果◆
月日 開始 相手 ○●スコア/場所
【1巡目】
8/22 11:30 関東学院大 ○80ー79
8/23 11:30 明星大 ○106ー86
8/26 12:30 駒大 ○106ー101
8/29 11:00 江戸川大 65ー71
8/30 13:00 立大 ○67ー57
9/2 15:00 東洋大 ◯70ー68
9/5 13:00 上武大 ◯87ー82
9/6 11:00 順大 東洋大学総合スポーツセンター
9/9 15:00 筑波大 キッコーマンアリーナ
9/12 15:00 専大 専修大学生田キャンパス
9/13 13:30 拓大 東洋大学赤羽台キャンパス
【2巡目】
9/20 13:00 関東学院大 東洋大学総合スポーツセンター
9/26 11:00 専大 駒澤大学玉川キャンパス
9/27 13:00 明星大
10/3 11:30 立大 キッコーマンアリーナ
10/4 15:00 駒大
10/10 15:00 拓大 拓殖大学八王子国際キャンパス
10/11 13:00 東洋大
10/17 15:00 順大 キッコーマンアリーナ
10/18 13:00 筑波大
10/24 13:30 上武大 明星大学日野キャンパス
10/25 11:30 江戸川大
【9月5日現在の成績】7戦6勝1敗 3位

詳しい日程、結果、スタッツは学連の公式HPをご覧ください。
過去の試合の記事は各試合のスコアの部分からご覧ください

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