関東大学リーグ戦 Div.I-A
2022年10月23日(日)
ダイドードリンコアイスアリーナ
先日の1stリーグを4位で通過した法大は2ndリーグに駒を進めた。初戦の相手は堅牢な守りを誇る中大。3rdリーグ通過に大きく影響する今試合はキャプテンの負傷など、大幅なメンバー変更のなか行われた。相性の悪い相手であったものの、一時は4-4と同点まで持ち込んだ法大。しかし最後に中大の底力を見せつけられ、4-7と敗戦を喫した。試合の様子はダイドードリンコAIカメラ(無料)、Tokyo Ice Hockey Channel公式Youtube(有料)からご覧いただけます。(青い部分をクリックしていただきますとHPに移動いたします)
試合結果
トータル試合結果
4 (19) |
1(5) | 1P | 2(18) | 7 (57) |
---|---|---|---|---|
2(6) | 2P | 2(22) | ||
法政大学 | 1(8) | 3P | 3(17) | 中央大学 |
※(カッコ内)は、シュートの本数を表しています。
ゴールデータ
チーム | 時間 | ゴール | アシスト | アシスト | PP/PK |
---|---|---|---|---|---|
中大 | 09:34 | 14 種市 悠人 | 71 木村 裕翔 | 23 沼田 陸 | ー |
法大 | 17:35 | 92 齊藤 輝 | ー | ー | ー |
中大 | 18:40 | 14 種市 悠人 | 43 畑山 隆貴 | ー | ー |
中大 | 22:17 | 21 権平 優斗 | 43 畑山 隆貴 | 81 角丸 陸斗 | ー |
中大 | 23:35 | 14 種市 悠人 | 71 木村 裕翔 | 66 時田 峻亮 | ー |
法大 | 32:06 | 40 山崎 憲人 | 19 楢山 皓大 | ー | ー |
法大 | 39:18 | 40 山崎 憲人 | 80 金澤 颯 | ー | ー |
法大 | 49:39 | 91 大澤 龍聖 | 6 塚本 純平 | ー | ー |
中大 | 50:28 | 23 沼田 陸 | 14 種市 悠人 | 71 木村 裕翔 | ー |
中大 | 56:20 | 23 沼田 陸 | 71 木村 裕翔 | 66 時田 峻亮 | ー |
中大 | 57:29 | 14 種市 悠人 | 71 木村 裕翔 | 92 夏野 晃輔 | ー |
メンバー
SET | DF | DF | FW | FW | FW |
---|---|---|---|---|---|
1 | A6 塚本 純平(法3) | 44 床 勇大可(法2) | 90 金子 将大(法1) | 14 荒井 大空(文3) | 91 大澤 龍聖(法1) |
2 | 69 渡辺 友汰(法3) | 29 砂岡 鷹(営4) | 40 山崎 憲人(営3) | A12 山口 琢也(文4) | 34 水口 晴斗(営1) |
3 | 23 赤澤 朋哉(文1) | 92 齊藤 輝(法2) | 80 金澤 颯(文3) | 17 北川 海斗(文2) | 11 髙木 然(文2) |
4 | 10 武田 幸将(法1) | 72 小金澤 裕太(人3) | C28 岡本 鱒乃助(営4) | 19 楢山 皓大(法2) | 13 加藤 真哲(社2) |
※GKは#1柏原瑞(営4)が先発出場。2P終わりから#54梯航輔(人2)。
試合経過・日程(セカンドトリーグ)
戦 | 日付 | 開始時刻 | 対戦相手 | 結果 |
---|---|---|---|---|
1 | 10月23日(日) | 15:00 | 中央大 | ●4-7 |
2 | 10月29日(土) | 17:30 | 明治大 | ー |
3 | 10月30日(日) | 15:00 | 東洋大 | ー |
4 | 11月3日(木) | 15:00 | 早稲田大 | ー |
5 | 11月6日(日) | 10:00 | 日本大 | ー |
※試合進行上、予定時間より早く試合が開始される可能性があります。東京アイスホッケー連盟公式HPをご覧の上ご来場ください(青い文字をクリックするとHPに移動します)
戦評
セカンドリーグに駒を進めた法大の初戦の相手は高い守備力を誇る中大。勝てばファイナルリーグ出場決定に大きく近づくこの試合。負けられない戦いが幕を開けた。
第1Pは序盤からKPと不利な状態が続く法大。パックのキープ率も悪く、一方的に攻められる展開に。#1柏原が幾度となく相手の攻撃を受け止めてきたものの、開始10分のところでついに先制点を奪われてしまう。しかしその後#92の齊藤が相手の隙を突いた鮮やかなシュートを決め、同点に追いついた。このまま第1Pを終えるかと思いきや、間髪入れずに中大が追加点を奪取。1-2で第2Pへ。
続く第2P。開始早々3点目、4点目を挙げられ、追い詰められていく法大。その後ゴール前で激しい攻撃を展開するも、堅牢な守りに阻まれる時間が続き、試合はこう着状態へ。そして試合が動いたのは第2P終了まで残り8分。#40山崎がチャンスを逃さず、2点目をあげる。ここから調子を上げた山崎はさらに追加点を入れ、試合は3-4に。勝負の行方は第3Pに託された。
運命の第3P。KPの最中もハードにプレーし、一進一退の攻防を見せる。そして残り10分。#6塚本のアシストを#91大澤が突き、ついに同点へ持ち込む。このままGWS戦になるかと思いきや、中大の壁は高かった。わずか1分後に点を入れられ、4-5に。その後もスピード感のある攻撃で畳み掛けられ、2点をもぎ取られた法大。4-7で試合は幕を閉じた。
(撮影・取材 溝口真央、東夏紀)
選手インタビュー
塚本 純平
ー本日はセカンドリーグ初めての試合でした。どのような心持ちで望みましたか
最初にある中央、明治、東洋の3強の試合で1勝でもできれば、ファイナルリーグに近づくと思っていました。そしてその中だったら、1番中央がやりやすいので、最初から「食ってやる」ぐらいの気持ちでやりました。
ーいざ今日の試合をやってみて、いかがでしたか
スライディングやシュートブロックなど、全員が体張ったプレーをやれたので、攻められる時間は多かったけれども、失点を最低限に抑えられたと思います。ですが、本日ハードにやってようやく五分五分か勝てるかどうかというところだと、力の差を痛感しました。
ー最近はアシスタントキャプテンとして活躍していますね。気持ちやプレーで変化したことはありますか
アシスタントキャプテンになって、「A」というマークがユニホームに付いているだけで、見えない責任感が生まれました。恥ずかしいプレーや怠けたプレーは絶対にできませんね。「がむしゃらにしっかりやろう」という気持ちが芽生えました。
ー敗因を教えてください
今日は責められている時間が長かったですね。そこでしっかりブルーライン割ることができなかったところが敗因だと思います。あとはキーパーとディフェンスの体力負けですかね。途中で体力がどんどん削られて、リバウンド処理が遅れたことによる失点が結構ありました。
ー次の明大戦はどのように戦いたいですか
次も攻められる時間が長いと思います。なので相手と1対1になった時にパックを取って、ブルーラインを割っていきたいです。そこの強さを明大戦までの練習で磨いていきたいです。技術では勝てないので、気持ちを強く持っていきたいですね。
ー次の試合の意気込みお願いします
明治、東洋と2連戦で続くので、今日のようなハードワークをしっかりしたいです。そして少ないチャンスを決めて、勝ちます!