第75回関東大学バスケットボール選手権大会 2回戦 対関東学院大学
2026年4月18日(土)
杏林大学八王子キャンパス
スプリングトーナメント2回戦。法大は同じ2部リーグに所属する関学大と対戦。序盤は相手を追う展開となったが、第2Qに逆転に成功すると法大がリードを守りに抜き、最終クォーターで点差を離し見事勝利を飾った。次戦の相手は1部リーグに所属する東海大学。世代別日本代表もいるスター集団にどこまで喰らいついて行けるか注目だ。
試合結果
| ⚪法政大学 | 101 | 23 | 1Q | 26 | 86 | ⚫関東学院 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 24 | 2Q | 18 | ||||
| 27 | 3Q | 26 | ||||
| 27 | 4Q | 16 |
| 背番号 | ポジション | 選手名 | 学部・出身校 |
| 18 | PF | 八重沢連(主将) | 法4・八王子学園八王子 |
| 12 | PG | 伊藤舷人 | 法2・法政二 |
| 19 | SG | 境碧空 | 法3・法政二 |
| 25 | PG | 鍋田憲伸 | 法4・福岡大大濠 |
| 26 | PF | 伊藤遙志 | (営2・福岡大大濠 |
| ロスターメンバー | |||
|---|---|---|---|
| 2 | PF | 首藤怜 | 文4・仙台大明成 |
| 3 | C | 藤田簾 | 法1・国学院久我山 |
| 7 | PG | 進藤孝虎 | 文1・九州学院 |
| 14 | PF | 長谷川蒼 | 国1・北陸学院 |
| 31 | SF | 西海土成嘉 | 法2=北陸学院 |
| 32 | PG | 菅野汰樹 | 人4・法政二 |
| 67 | SF | 佐々木寧 | 法1・正智深谷 |
| 77 | SF | 住吉大和 | 営4・中部大第一 |
| 80 | SG | 武川暖 | 理4・法政二 |
| 91 | SF | オディギェプレシャス恵 | 法2・湘南工大付 |
戦評

終始チームをけん引した鍋田
第1Q
試合は序盤から動きの激しい展開となった。開始直後、関学大が留学生のポストプレイを起点に先制するも、法大は鍋田憲伸(法4=福岡大大濠)が外角からの3点シュートを決め、一進一退の立ち上がりとなる。互いに激しいディフェンスを展開し、境碧空(法3=法政二)のゴール下シュートや八重沢連(法4=八王子学園八王子)の連続得点で食らいつく。しかし、相手のドライブや3点シュートの多彩なオフェンスを止めるためにファウルが科さんでいき徐々にリズムを崩される。オフェンスでも思うように自分たちの形を作れない時間が続いた。残り5分、法大はここでタイムアウトをとり、立て直しを図った。その後は八重沢や菅野汰樹(人4=法政二)ら4年生たちがディフェンスにひるまない積極的なプレーで粘り強く得点を重ね、3点ビハインドの23ー26で第1Qを終えた。
第2Q
開始直後、八重沢の3点シュートで同点に追いつくと、法大は身体を使ったディフェンスで点差を離さない強い防御を見せた。相手の留学生には長谷川蒼(国1=北陸学院)がマッチアップ。リバウンド争いでは留学生中心に高さのある相手インサイドに苦戦しつつも、チームで守る意識が光った。ここで試合の流れを変えたのは、西海土成嘉(法2=北陸学院)だ。西海土の強みであるキレのあるドライブを積極的に仕掛け、法大に連続得点をもたらした。ここからチームオフェンスが活気づき、境の積極的なドライブ、鍋田のゴールへ向かう姿勢が目立った。互いに譲らぬ攻防の中、法大は1点リードで前半を折り返した。

バスケットカウントを決めた西海土に駆け寄る選手たち

留学生相手に健闘した伊藤遥
第3Q
後半に入っても試合は拮抗した展開が続く。法大は点差を広げるために果敢にゴールを狙った。鍋田のドライブやミドルシュート、伊藤遙志(営2=福岡大大濠)のインサイドで着実に加点し、法大がリードを広げる。特に鍋田は自らのシュートをリバウンドして決め切るなど、得点への意識の高さを示した。しかし関学大もすぐさま反撃し、点差は一進一退。リバウンドからのセカンドチャンスや伊藤舷人(法2=法政二)の3点シュートなど、要所での得点が光る。ディフェンスでも相手の素早いパス回しに脚を動かし食らいついて、決して得点を許さない。終盤には西海土、佐々木寧(法1=正智深谷)のバスケットカウントが決まり、再びリードを広げ、流れを渡さず第3Qを終えた。
第4Q
最終クォーター、法大はさらにギアを上げる。まだ4点差とわずか2ポゼッションで追いつかれてしまう油断はできない戦況であった。激しい攻防の中、やや笛が軽いジャッジに苦しみ、両チームともにチームファールが4つに達し、緊張感のある展開となった。その後は伊藤遙や鍋田のドライブで着実に得点を重ね、リードを拡大。伊藤遙は残り1分半でファールアウトとなったが、最後まで体を張り続け、献身的なプレーでチームを支えた。ディフェンスとリバウンドを全員で徹底し、速攻につなげる理想的な展開で試合の主導権を完全に掌握した。最後まで攻守にわたりひたむきなプレーを貫き、最終的に15点の差をつけ、法大が試合を制した。
次戦は前回大会で5位入賞の東海大学が相手となる。今シーズンB1の特別指定選手として活躍した轟琉維(4年=福岡第一)や十返翔里(2年=八王子学園八王子)が所属する。1部のチームであり、容易な戦いにはならないだろう。相手が誰であれ法大のチームオフェンスと粘り強いディフェンスを貫き、ジャイアントキリングを見せてくれることに期待したい。
(記事:森川葵)
選手インタビュー
PG・菅野汰樹(人4=法政二)
ーー今日の試合を振り返ってSF・西海土成嘉(法2=北陸学院)
ーー今日の試合を振り返って
法大と同じ2部でリーグ戦でもこれから戦っていくチームにしっかり勝ち切り、次の試合に繋げることができて良かったです。
ーー相手チームの留学生に対してどのような対策を取っていたか
留学生がポストに入ったらダブルチームをする練習をずっとしていました。今日それが上手くいって良かったです。
ーー果敢なオフェンスが光っていたが、個人のプレイを振り返ってみて
自分の強みであるドライブに自信を持ってプレーすることができました。
ーースプリングトーナメントに向けて特に準備してきたことは
個人としては得意なドライブを試合でどう発揮するかを考えて常に練習していました。チームとしては、シチュエーションゲームなど、リードしてる状態で試合を勝ち切るために普段から試合を想定して練習してきました。
東海大は1部所属でディフェンスの強度もサイズも大学トップのチームもなのでもっとタフなゲームになると思いますが、弱気にならずに今日のような攻め気を忘れず勝ちに行きたいです。


