【空手道】完全制覇!男女組手個人・団体ともに優勝勝ち取る 1年中村は初陣で優勝&2年成澤は連覇達成!(第34回東京六大学空手道大会)
第34回東京六大学空手道大会
2026年4月19日(日)
慶應大学日吉キャンパス 日吉記念館

史上初の連覇を達成した成澤(写真は昨年度に撮影)
今年も六大学の選手らが一堂に集まった。4月19日に第34回東京六大学空手道大会が日吉記念館にて行われ、法大勢は男女個人・団体ともに優勝をつかんだ。男子組手個人では、1年生の中村太洋(文1)が法大所属として初めての大会で優勝する快挙を成し遂げ、女子個人組手では成澤美咲(文2)が去年に続き優勝し、大会史上初となる連覇を達成した。団体でも男女ともに「無敗」の活躍をみせ、東日本大学空手道選手権大会に向け弾みをつけた。
試合結果
| 種目名 | 成績 |
| 男子個人組手 | 優勝 |
| 女子個人組手 | 優勝 |
| 男子団体組手 | 優勝 |
| 女子団体組手 | 優勝 |
Pick up Game 「男子個人組手準決勝 vs和泉孔大戦」
強豪・高松中央高校から法大に進学し、すでにU21の日本代表メンバーにも選出されている中村太洋(文1)。入学後初となる実戦の舞台でもあった六大学空手道大会において、彼の強さが最も表れた試合こそが、この準決勝だった。対戦相手は明大の和泉孔大。今大会を「個人戦は初めてで、すごく緊張した」と振り返る中村だが、序盤から上段突きで相手を攻め立て3ー1で試合をリードする展開。しかし、「自分の試したかった技をやった」ことがあだとなり、体制を崩したところを狙われ一本を許し、3ー4と逆転されてしまう。
以降は相手との技の出し合いとなり、一時6-6の同点まで持ち込むも、相手との距離を取ろうとした局面で上段突きを受け、6-7と再びリードを許す。この時残り時間は5秒。もはやこれまでと思われたが、ここで中村本人が挙げた“粘り強さ”が光った。試合再開後すぐに間合いを詰めると、相手が蹴りを出そうとした隙に上段突きをきれいに決め、7-7で試合終了。先取の差で見事勝利を収めた。
技の精度や技術もさることながら、流れを渡さない攻めの姿勢や、土壇場での勝負強さが色濃く表れた試合であった。
選手コメント
中村太洋選手(文1)
ーー今大会を振り返って
最初の方が本調子ではなくて、いつもみたいな組手ができなかった。ちょっと緊張して、デビュー戦でもある中で、やっぱり自分の強さである粘り強さを見せつけるため、先輩や監督にもちゃんと証明できた試合になったと思います。
ーー特に準決勝は一進一退の攻防だったが、振り返って
点数が開いてきて、自分の試したかった技をやった時に大技を食らって逆転されて。切羽詰まった場面にならないように、もっと技の引き出しを増やすきっかけにもなった試合になったと思います。
ーー今大会の出来栄えは
10点満点だったら、まだ6点。来週、東アジア大会で、その次には東日本があるので。今回の試合を元にして、いい時の試合と今日の試合でどれだけ差があるのか。何がダメだったかを研究して、どんどんコンディションを上げていって、東アジアでも東日本でもチームに貢献したい。自分でも成績を出せるようにしようと思います。
ーー入学して初めての実戦だった
いつもこういう試合に出ることがなかったんで。高校生の時も、やっぱり団体戦からスタートで、個人戦はどんどん強くなってきてからなので、(自分も)3年生になってから個人戦に出れるようになった。入ってからすぐに個人戦は初めてで、すごく緊張もしたが、先輩たちが近くにいて、いろんなサポートをしてくれたんで、すごい気持ちを楽に試合をすることができました。
ーー東日本大学空手道選手権大会に向けて
東日本に向けて、監督とか先輩にも言われるのですけど、やっぱり元気よく試合することが1番の1年生が出来ることだと思っている。負けたとしても、自分の良さ、粘り強さを出せるような試合ができたらなと思います。

成澤美咲選手(文2)
ーー今大会を振り返って
自分の課題をしっかりここで試していこうと思って戦えたところは良かった反面、その課題をまだ詰め切れてないところが見つかったと思います。
ーーその課題とは
大学に入ってから「考える空手」をするようになって、そこから駆け引きの強弱や、面白さを知ったので。主に駆け引きの部分がうまくいかなかったり、その相手とか試合の流れの状況を見て、臨機応変に変えていこうという部分ですね。
ーー今大会を連覇した
結構目指してたところではあったので、連覇を素直に達成できてうれしいです。
ーー今大会の出来栄えは
60点ぐらいです。
ーー六大学空手の魅力は
徐々に強い選手たちも、六大学にどんどん入ってくるようになって、六大学のこのレベルが昔よりも上がってるのかなというのはすごい感じている。頭脳戦であったり、普段対戦するような選手ではないやりづらさも学びになるので、ここは六大学ならでは魅力だと思います。
ーー東日本大学空手道選手権大会へ向けて
メンバーにも入らせてもらっているので、しっかりチームのみんなで一体感をもって東日本1位を取るのを目標にします!

(取材:加納正義)


