第102回関東大学バスケットボールリーグ戦 1部入替戦第1戦 対神奈川大学
2026年11月4日(火)
代々木第二体育館
2勝先勝方式で行われる入替戦。2勝すると1部昇格とインカレ出場権を手にすることができる。法大の相手は、今シーズン1部10位の神奈川大学。ロースコアな試合展開となり、最終第4Q途中まで、わずかにリードを許していた法大。しかし、4Qの勝負どころで伊藤舷人(法2=法政二) が2本の3点シュートを決め切り、逆転。そのまま逃げ切り、大事な初戦を白星で飾った。

試合中ハドルを組む選手たち
試合結果
◯法大 |
53 |
9 | 1Q | 14 |
49 |
⚫️神大 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 15 | 2Q | 15 | ||||
| 13 | 3Q | 10 | ||||
| 16 | 4Q | 10 |
スターティング5
| 番号 | ポジション | 選手名 | 学部・出身校 |
|---|---|---|---|
| 12 | PG | 伊藤舷人 | 法2・法政二 |
| 18 | PF | 八重沢連(CAP) | 法4・八王子学園八王子 |
| 19 | SG | 境碧空 | 法3・法政二 |
| 25 | PG | 鍋田憲伸 | 法4・福岡大大濠 |
| 26 | PF | 伊藤遙志 | 営2・福岡大大濠 |
戦評
第1Q
法大ボールからスタートした試合は伊藤舷の3点シュートで先制。しかし、その後の攻撃ではターンオーバーから相手に得点を許してしまう。法大はリバウンド争いでのファウルが重なり、なかなか自分たちのリズムをつくれないまま時間が経過していく。八重沢連(法4=八王子学園八王子)のオープンでの3点シュートや伊藤舷のロングツーで加点していく。しかし、その後は神大の固い守りに阻まれ、9-14とロースコアな入りとなった。
第2Q
見事なパス回しから鍋田憲伸(法4=福岡大大濠)のアシストを受け、伊藤遙志(営2=福岡大大濠)がゴール下を決め、点差を詰める。さらに、長谷川蒼(国1=北陸学院)のフリースローや鍋田のゴール下、伊藤舷の3点シュートなどで着々と点差を詰めていく。
しかし、その後は苦しい展開が続き、残り3分、25-17とされたところで法大はタイムアウトを選択。タイムアウト明け、鍋田が3点シュートとフリースローを2本沈め、4点差とした。さらに鍋田が残り38.6秒でバスケットカウントを獲得。しかし、直後のポゼッションで3点シュートを決められ、29-24の4点差で前半を終えた。

タイムアウト中の様子
第3Q
後半最初の神大の攻撃を守り切るも、速攻を許してしまう。法大はシュートが決まらず、苦しい展開に。しかし、ここでも鍋田がチームを引っ張る。難しい3点シュートを2本連続で決め切り、一気に2点差に迫る。その後はターンオーバーなどがかさむも、残り4分の場面で長谷川が鍋田とのピックアンドロールからミドルシュートを決め、再び2点差とする。その後はターンオーバーから失点してしまうも、伊藤舷のドライブからのシュート、野田凌吾(国2=藤枝明誠)の速攻で得点し、2点ビハインドの37-39で第3Qを終えた。
第4Q
法大ボールでスタートした最終Qは一進一退の攻防が繰り広げられる。野田がスティールからタフショットを決め、1点差とすると、残り6分で伊藤遙のブロックから速い攻撃で長谷川がゴール下を決め、逆転に成功する。たまらず神大がタイムアウトを選択。タイムアウト明けもその勢いは衰えず、首藤のゴール下や鍋田のフェイドアウェイなどで点差を徐々に広げていく。そして残り3分半で伊藤舷が値千金の3点シュート。49-43とした。さらに残り2分で伊藤舷が3点シュートを決めた。その後は落ち着いて試合を進め、53-49で勝利を手にした。
入替戦初出場の選手が多いながら、見事逆転勝利を収めた法大。悲願の「一部昇格」、さらにはインカレ出場へさらなる躍進が期待される。
(記事:紺野真帆)
選手インタビュー
鍋田憲伸(法4=福岡大大濠)

——きょうの試合を振り返って
チームとしてきつい時間帯もあったんですけど、しっかりあの中でハドルを組んだりして、チーム全体で戦えて、チーム全体で勝利できたのがよかったと思います。
——ロースコアの展開で意識していたことは
自分もそうですけど、今日の試合はターンオーバーが少し多かったんです。やっぱりシュートで終わらないと点数につながらないですし、神奈川大学さんはディフェンスからブレイクを出す、しっかり基礎ができているチームなので、ターンオーバーをなくすというところを心がけたんですけど、まだまだ力不足でした。明日しっかり修正して頑張ります。
——2年ぶりの入替戦だが
本当にこのヒリヒリした感じというか、負けたら引退がかかっている状況の中で、すごく緊張感のあるいい試合だなと思いますし、それがまた明日もできるのがすごく楽しみです。
——これまでの入替戦の経験が生きているか
1年生の時も経験させてもらって、1、2年と悔しい入れ替え戦だったのはすごく覚えています。先輩たちがずっと掲げてきた「1部昇格」を僕たちも掲げて、4年分背負っていますので。しっかり頑張りたいと思います。
——明日の試合への意気込み
明日もきつい時間帯があると思いますし、逆にいい時間帯もあると思うんですけど、それもしっかりチーム内で共有して、チーム一丸となってしっかり勝負して、チームの悲願である1部昇格を果たしたいと思います。
(インタビュー:紺野真帆)
伊藤舷人(法2=法政二)
ーーきょうの試合を振り返って
きょうは自分も初めての入替戦で、緊張と楽しみが混じっていたんですけど、結果としてはなんとか勝てて良かったです。
試合内容は課題というか、消極的なプレーがあったり、リバウンドを取られたりとか、反省の残る試合にはなったかなと思います。
ーー全体的にロースコアな試合だったが、試合中にチームでどのようなことを話したか
こっちも点数を取れていなかったんですけど、守って相手にも点数を取らせないというのもできていたので。流れはあるにしろ、絶対我慢してやり続けるというのは、チームの中でずっと話していました。
ーー後半に失点を抑えられた要因
自分たちの今まで練習してきた相手のピックに対してのディフェンスと、ローテーションと抜かれても下からヘルプにいって助けてあげるというのがチーム全体としてできて。最後ゴール下でブロックまでいったりなどができたのでそれが良かったかなと思います。
ーー1部のチームである神大に対して、どのような対策をしてきたか
神大(神奈川大)さんは特にディフェンスのチームでプレッシャーがあるので。そこに最初から負けないように、ボールをもらうところやシュートを打ち切るところ、スクリーンを当てるところなど、細かい一個一個のところをこだわって練習して、対策してきました。
ーー明日への意気込み
きょうもみんな本調子じゃなかったというか、緊張もあってかたいゲームだったと思うんですけど。明日はきょうの結果はそうですけど、明日に全部かかっていると思うので。もう一回気持ちを切り替えて、明日絶対勝って1部に行きたいと思います。
(インタビュー:田中心之祐)


