【硬式野球】「大事な場面で存在感を」 チームを鼓舞する一塁手・今泉秀悟は勝負強さと球際の強さを追求する夏へ(春季リーグ戦振り返りインタビュー②)
今泉 秀悟 内野手
ーー今季チームとしては4位に終わったが
前半戦は勝ち点も取れて、チーム的にはよかったんですけど、空き週から3節勝ち点を落としてしまったというところで後半戦の戦い方にかなり課題があると感じました。
ーーご自身の成績を振り返って
キャリアハイを目標にしていた中で、キャリアハイを残せなかったということと、今季はかなり打点が少なくて。やっぱり6番を打たせてもらっている以上、チャンスで回ってくる場面が多いですし、そこで打点がつかないとチームは勝たないと思うので、そこはこれからのオープン戦や秋のリーグ戦での課題かなと思います。
ーー今季初戦となる立大1回戦では4回に本塁打を放ったが
打った自分でもびっくりしました(笑)
ーーバースデーアーチとなったが意識していたのか
色々な人に「バースデーアーチ打ったらご飯行こう」と言われていたので、狙いつつもまさか打てるとは思ってなかったのでびっくりしましたね(笑)
ーー特に印象に残っている試合とその理由は
慶大3回戦です。まだ優勝が残っている中で、5打席中3回チャンスで回ってきて。自分が打てなくて負けてしまって、自分の中では今季のリーグ戦で1番悔しい試合になったかなと思います。
(ーーこの試合でのチームの雰囲気は)優勝の可能性がまだ残っている中で2戦目を落としてしまって、切り替えるのは早かったと思うんですけど3戦目に慶應さんに力負けをしたというのをかなり感じた試合になったと思います。
ーーリーグ戦で対戦して印象に残っている投手は
松本直(明大4年=鎌倉学園)さんです。明治戦1回戦で、1-0で負けていて、最終回自分が打てば同点という場面で(前の打席と)同じ三振をしてしまったということが自分の経験ではあまりなくて。悔しかったですね。
ーー今春感じた個人の課題は
チャンスの場面での1本が法政自体少ない中で、自分も得点圏での打率が悪かったので、1番はそこが課題かなと思います。守備の部分では球際の弱さが出て、慶應戦で一塁線を抜かれた打球と明治戦1回戦の11回に福原聖矢(明大4年=東海大菅生)選手の打球を取れずに負ける原因となってしまったことが今季感じた課題です。
ーーチームとしての課題は
体力というところと、負けている試合でどれだけ粘り強く逆転できるかというところです。今季は特に1点差のゲームが多い中で、それをものにできなかったことが課題だと思います。
ーーそれらをどのように克服していきたいか
勝負どころでのワンプレーが重要になると思うので、そこを強化していきたいです。
ーー鴨川キャンプで特に力を入れたと話されていた守備を振り返って
球際の部分で「あそこを取っていれば」という試合があったので、そこはまだまだこの夏突き詰めていかないといけないなというのは改めて感じました。
ーーご自身としては今季無失策だったが
結果としては良かったんですけど、内容としてはまだまだ上を目指せるものはあると思うので、結果にもこだわりつつ、内容ももっと詰めていければいいかなと思います。
ーー早大2回戦で折れたバットが直撃し治療に入る場面があったが
痛かったです。
(ーーどのような状況だったのか)当たった瞬間は痛みというのはあまりなくて。ベンチに下がったときには血が止まらなかったので、止まるまでは試合に出られないと言われていて。自分はすぐに行きたかったんですけど、監督からは「ちょっと待て」ということを言われていました。そのあと血が止まったのでプレーを続行しました。
ーー慶大戦から復帰されたが、出場していなかった期間の心境は
脳ということもあって、何も動けない状態で。東大戦も勝ち点を落としてしまって、自分の中ではチームの力になれなかった悔しさはかなりありましたし、早く動きたいという焦りもありました。
ーー今季放った安打のうち半分以上が長打だったが
あまり意識はしていないですね。アウトにならないことを目標に今季はやっていました。
ーー犠打がよく決まっていたが、良い感覚を掴んだのか
オープン戦でも練習でもあまりやらないんですけど、基本ランナーが二塁にいることが多いので、その場面を想定して、バントをするならその場面しかないなというイメージをしながら準備はしていて。神宮でうまく決まって良かったなと思っています。
ーー試合では人一倍声を出してチームを鼓舞する姿が印象的だったが
去年は康淳 (藤森、営4=天理)さんがチームを鼓舞してくれていて、今年はキャプテンとして自分のことだけには集中できないと思うので、なるべくチームの雰囲気作りは自分がしようということを心掛けていました。
ーーヘッドスライディングやけがをしながらのプレーなど気迫あふれる熱いプレーもあったが
行動で示さないといけないと思うので、そういったところで周りに思いが伝わればいいなと思ってやっていました。
ーー同部屋の田西称 (キャ1=小松大谷)選手がリーグ戦に出場し、初安打を放ったが
バッティングはすごく良いので、「あとは守備を頑張って」といつも言っています。初ヒットのご褒美には一緒にご飯に行きました。
(ーー田西選手の反応は)1打席目で結果を残せていたのでとてもうれしそうにしていました。
ーーチームの中でMVPを選ぶなら誰か
助川(太志、グロ4=茗溪学園)さんと櫻田(朔、法2=青森山田)です。助川さんは始め、短いイニングを抑えるという感じで入ったなかで、明治戦では11回まで投げていたのはバッター陣として申し訳ないなという思いで、とても感謝しています。櫻田は今季、しんどい場面で投げることが多くて、よく投げてくれたなという思いがあります。
ーー試合前のルーティンはあるのか
特に変わったことをしているというのはないんですけど、今季はチームとして毎節1戦目にベンチ裏で声出しをしていて、チームの雰囲気を上げるために大島さんであったり幹部の3人の写真を出したりしていました。
(ーーご自身もしていたのか)立教戦の初戦は自分が先陣を切らせてもらいました。その後は3戦目までいった試合でもしていて、1〜3年生、特に2、3年生がメインとなって声出しをしていました。
(ーーその中で印象に残っている声出しをした選手は)大高(拓磨、法2=聖隷クリストファー)選手の声出しが印象に残っています。確か早稲田戦でやってくれたと思うんですけど、緊張したときに肩を上に上げてリラックスするといいというのを大高選手が言ってくれて、それをマウンドでみんなで実践していたときがあったと思います。チームでこれを実践できたことが早稲田戦勝てた鍵になったかなと思うので、大高選手には感謝しています。
ーー今後の髪型のご予定は
春の期間は継続すると言ったんですけど、今後は伸ばす予定です(笑)今のところはもうやらないかなと思います(笑)
ーーいつも試合中にドラえもんのタオルを使われているが、理由はあるのか
中学校のときの僕の野球チームの先輩が亡くなってしまって。その先輩がドラえもんが大好きだったので、形見みたいな感じでドラえもんグッズを見つけたら買うようにしています。タオルであったり、時計とか抱き枕とかで、いつも(ドラえもんが)部屋にいるという感じです。
ーー夏の期間に強化していきたいことは
勝負強いバッティングが求められる打順なので、大事な場面で打てる集中力であったり、打撃をこの夏磨いていきたいと思います。
ーーチームとしての来季への目標は
まずはリーグ戦優勝というのを目標とした中で、勝てる試合を勝つということであったり、1点差のゲームをものにするというところをオープン戦からこだわって、神宮の舞台で体現できるようにしていきたいなと思います。
ーー個人としての来季への目標は
大事な場面で存在感を放てるような選手になれるように頑張ります。
ーーファンの方々へ一言
この春はチームも個人も不甲斐ない成績で終わってしまったので、秋は必ずリーグ優勝、日本一に向けて頑張ります。これからも応援よろしくお願いします。
(インタビュー:川邊暖乃)
今泉秀悟(いまいずみ・しゅうご)
キャリアデザイン学部3年・2005年4月18日生まれ
愛知県出身・石見智翠館
175cm85kg・右投左打
今季成績:10試合 34打数 9安打 1本塁打 打率.265 2打点 0盗塁
硬式野球部の写真はスポーツ法政新聞会の公式インスタグラムにも掲載しております。ぜひご覧ください。
【春季リーグ戦振り返りインタビュー一覧(公開次第更新いたします)】
| 藤森康淳(営4=天理)主将 | |
| 片山悠真(文4=八王子学園八王子)副将 | |
| 土肥憲将(キャ4=鳴門)副将 | |
| 助川太志(グロ4=茗渓学園)投手 | 【硬式野球】大躍進を遂げ悲願の初勝利をつかんだ助川太志 ラストシーズンは全国制覇へ導く大エースへ(春季リーグ戦振り返りインタビュー①) – スポーツ法政 |
| 針谷隼和(営4=桐光学園)投手 | |
| 菅井颯(営3=日大山形)投手 | |
| 名取由晃(経3=川越東)投手 | |
| 櫻田朔(法2=青森山田)投手 | |
| 槙野遥斗(営2=須磨翔風)投手 | |
| 秋田康介(法1=大分舞鶴)投手 | |
| 富田櫂成(営1=帝京大可児)投手 | |
| 井上和輝(法2=駿台甲府)捕手 | |
| 金谷竜汰(法4=東海大菅生)内野手 | |
| 今泉秀悟(キャ3=石見智翠館)内野手 | 【硬式野球】 「大事な場面で存在感を」 チームを鼓舞する一塁手・今泉秀悟は勝負強さと球際の強さを追求する夏へ(春季リーグ戦振り返りインタビュー②) – スポーツ法政 |
| 熊谷陸(人3=花巻東)内野手 | |
| 中村騎士(営3=東邦)内野手 | |
| 奥村凌大(営1=横浜)内野手 | |
| 境亮陽(営2=大阪桐蔭)外野手 |


